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2016年6月2回目「当事者に聴く中国教育事情」が更新されました。

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楼主

はじめに

 

今回は北京科技大学の粉体粉末冶金研究所の賈成場(JiaChengchang)教授にインタビューしました。日本の科学技術に憧れを持っている学生は多いですが、理工系の学生の日本留学はそれほど増えていない現状があります。中国の理工系の学生が日本の大学院に進学するにあたっての問題点についてお話をお伺いしました。

 賈教授は日本の東北大学で修士、博士号を取得後、中国に戻り北京科技大学で教授として22年間勤務されています。賈教授のような当時の国費留学、博士研究員で日本に留学した中国人学者は少なくありません、今でも中国の大学生に影響を与えています。

(日本留学信息中心 馬慶明 王妍)


中国の理工系大学生の日本大学院進学について


Q:先生はいつ頃日本に留学されましたか?

 私は1984年に国費留学で東北大学の工学研究科に進学しました。博士卒業後、日本の企業で2年間勤務して1994年中国に帰ってきました。

 

Q:日本についてどのような印象をお持ちでしょうか?

 日本文化は非常に奥深くてとても好きです。日本についてもっと多くの学生に知ってもらいたいので、全学共通科目で「今の日本」という授業も開講しております。

 

Q:先生の影響で日本に留学する学生は多いですか?

 私の場合、日本留学経験が生徒たちに影響を与えています。日本の大学について興味を持っている理工系学生は私のところによく聞きに来ますが、今のところ実際に留学する学生はあまり多くはありません。

 

Q:学生に日本の大学を紹介するときのポイントは何でしょうか?

日本の先端の学術ですね、やはり理工系の学生は専門分野の先端性に注目します。日本の大学の専門分野は世界でも1,2を争っています。学生には私の知り合いの日本の教授、あるいは学生に合う専門分野の大学を紹介しています。

 大学院に進学したい場合は、自力で学校を探して申請しなければなりません。

 

Q:他の国の大学院に進学する場合は自力で申請しなくてもいいのですか。

そうですね、我が校の例で言えば学部卒業後、全額学費免除ができる修士学位取得可能の提携校が欧米とオセアニアにいくつかあります。我が校のみならず、中国の重点大学であれば海外協定校とのプログラムが多くあります。ですから学生は卒業後、こういった海外協定校のプログラムを利用して大学院へ進学することが多いです。

 

Q:理工系の学生は日本語ができないのも原因だと思いますが、先生はどう思われますか?

日本に進学するには日本語も重要ですが、中国の理工系の学生は大学卒業までは英語を勉強する人がほとんどです。優秀な学生は英語で国際学術雑誌に論文発表することを目指しています。また、国際学会の際にも英語力が必要です。日本語能力を優先的に要求すれば、優秀な理工系学生を逃してしまうと思います。

 大学院入試の際に、十分な専門知識と英語能力があればよいと思います。研究計画書を英語で書かせることで、学生の能力を測ることができます。日本語は入学後に覚えればよいと思います。理工系の学生は実験などに没頭する傾向があるので、強制的に勉強させたほうがよいでしょうね。

 

Q:日本の大学が中国の優秀な理工系学生の目を引き、獲得するにはどうすれば良いとお考えでしょうか?

うちの大学の場合、毎年提携校と学術交流を行っています。日本の大学教授に学内で授業をしてもらっています。結果、その大学に留学した卒業生が多くいます。学術交流は大学の良い宣伝になりますね。

また、日本の大学院は実験室、研究経費の制度や管理に於いて、中国の大学より魅力がありますので、そこを紹介すれば効果的だと思います。

 日本の大学の学費と奨学金制度は学生と親にとって理解することは簡単ではありません。中国人の学生にとって、留学は高価な印象がありますので、親に金銭面での負担をかけることを恐れています。欧米と比べて安い学費、学費免除の制度や奨学金制度についてきちんとした説明があれば不安が解消でき、留学をより積極的に考えられるようになると思います。

 

 最近は日本の大学も英語の授業コースを増やしています。どんどん改善されていると思います。中国の理工系学生たちの日本留学について詳しく教えていただき、本当にありがとうございました。


 

ご参考に

 *論文*

北京科技大学(中国教育部直轄の211工程重点大学、日本のSGU部類に入ると思います)の場合、博士号の取得に論文を三つ発表することを要求しています。このうち、少なくともSCI(Science CitationIndex)で1つ英語論文を発表しなければなりません。

 

*研究費*

中国の大学の研究費は科研所とよばれる機関が教授に与えています。しかし、実際にお金を管理しているのは学校の統括財務課です。教授あるいは学生が研究費を申請する際には、最終的に財務課に申請しなければなりません。研究内容など知らない財務課は融通が利かないのが現実です。融通してもらうために教授や学生は苦心します。

 

私の考え:

理工系の学生を獲得するために一番効果的なのは、科学技術の専門分野において、日本の教授の講座を通じて学生に興味をもってもらうことだと思います。

そのために、まず必要なのは学術交流の促進、中国語の資料作成、事務所のバックアップ体制の充実、日本の大学の宣伝だと実感しております。

私たちは日常の業務の中で、当社の「当然日本」というWeChat:注)の公式HPを通じて中国で日本の大学院の紹介をしております。また、関心を持ってくれた学生たちに対して座談会を用意し学費、奨学金などの紹介をしたり、留学志望者に対しては事務所に来てもらい個別相談に応じてきました。今後、文系の学生とは条件や状況の違う理工系の学生は、文系の学生と分けて対応しなければならないと思いました。


注)WeChat中国名(微信)中国における日本のLINEのようなもの、6億以上のユーザーを獲得する巨大メッセージアプリ。

 

1、6月2日、3日

 日本国費留学統一入試が実施されました。180名の優秀な大学卒業生たちが参加しました。理工系の学生と文科系学生の比率は100:80だと聞いています。

 2、6月7日、8日、

 中国大学統一入試(高考)が実施されました。全国受験生は940万人、大学の募集枠は374万人で、約四割の学生が大学に進学できます。

 地域によって違いますが、6月下旬に点数が発表されます。現在中国各地の大学では、オープンキャンパスを行っています。

 3、6月7日、

 北京第二外国語大学で第3 5回の日本語「演劇大会」が開催されました。大学側から邱鳴副学長、日本語学科の先生が出席されました。日本大使館の山本恭司公使、日本国際交流基金の高橋耕一郎事務局長、中国国際放送局、、中日友好協会の方々十名あまりの来賓が出席して審査員を務められました。北京第二外国語大学日本語科の学生らの十作品が演じられ、大成功でした。




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